不登校の解決を焦らないで|急いで先回りしない!

⭐️不登校

学校に子どもが行かなくなると、とにかく焦ります。1日でも早く解決をしたい、登校させたいと、あれやこれやと親が考えて動きます。でも、解決を急いで焦れば焦るほど、子どもは追い込まれていきます。まずは、しっかり休ませてあげてください。もう、へとへとなんです。まさに「急がば回れ」。急いで、親が先回りして、あれやこれやと段取りして登校させようと動いても、子どもが疲れてしまいます。たとえ行けたとしても、また数日で起き上がれなくなります。まず休養が必要な時です。

解決への近道をついつい考えてしまう

なんとか、1日でも早く、自分が安心できる状況にしたいと思います。

母(YG@_@)
母(YG@_@)

問題から逃げたい…

目を背けたい…

自分が早く楽になりたい…

そのために、一番最短で楽になれる方法を一生懸命考えてしまいます。

でも、近道なんてないみたいです。
時間をかけて、子どもはゆっくり回復していきます。

親が思うよりも、子どもはタフですが、時間がかかります。

もう絶対立ち直れないのではないか。
一生家のベッドの上で丸まって、起き上がらないのではないか。

そう心配してしまいます。
でも、大丈夫なんです

子どもの人生は始まったばかりなので、
必ず動き出す時がきます。

*親ができることは、待ってあげること。
子どものペースを乱さない
後ろから見守っていること。

まずは、これだけでいいんです。

修学旅行や体育祭などイベントに参加できないことを可哀想に思う

私が中学生の時に経験したことを、
次女は経験できませんでした。

中学1年の2月から不登校になったので、
2年生であった修学旅行、3年生になって中学校最後の体育祭、合唱コンクール…

経験できないことが可哀想だと思ったこともあります。

でも、可哀想と思っているのは親の気持ちで。

・あとで後悔することになるかもしれない
・後悔しないかもしれない
・なんとも思わないかもしれない

どう思うかは、子ども自身の問題

子どもの頃不登校だった知り合いの女性が言っていました。

知り合いの女性
知り合いの女性

私は、不登校だったことを後悔していません!

先回りして、可哀想だと思ったり
子どもがどう思うことになるのか心配したり
そんなことは無用です。

可哀想だと思っている親の方が、視野が狭くて可哀想なのかもしれません。

子どもの未来は無限に広がっています

修学旅行に参加しなかったことや、
体育祭に参加しなかったことなんて、人生において
後になれば大した問題ではないんです。

生きて行く上でもっと大切なこと楽しいことがこれから色々と待ち構えています。

そもそも、小・中学生の時の記憶なんて、残っていますか?

母(YG@_@)
母(YG@_@)

あんまり覚えてないなあ…

だから、さほど気にしなくてもいいんです

これからの人生のほうが、よっぽど楽しいことがいっぱいなんです。

そのために、今はエネルギーを貯める時期なのであれば
それを親は見守ってあげることしかできません。

見守ってあげられるのも親の特権です。

今、次女には夢があります。

次女
次女

『歌い手』になりたい!

将来のAdoになってるかもしれません。
楽しみに、私は待っています。

彩のある人生を送ってもらいたいと思って、
子どもの名前に「彩」という漢字をつけました。

母(YG@_@)
母(YG@_@)

私が願っていた通りの人生を
歩き出しているんだなあ

最近はそう思うようになってきました。

転校して環境が変われば登校するのではないか

登校することがゴールだと思っていた頃は、こう思っていました。

母(YG@_@)
母(YG@_@)

転校して、違う環境になれば、
また登校できるようになるのではないか

子どもに転校することを提案したこともありました。

確かに、転校して登校できるようになる子もいます。

でも、転校したからといって、最初は登校できても、また登校できなくなってしまう場合もあります。

親に気を遣って転校を受け入れる子どももいます。

解決を急いで、子どもの気持ちを置き去りにして環境を変えたとしても、うまくいくとは限りません。

次女は、いじめがきっかけで登校できなくなったので転校することで解決するのではないかと思った時もありました。

でも、転校することにはかなりのエネルギーがいります。そのエネルギーが次女にはもうありませんでした

再登校がゴールではありません
登校しないゴールもあります。

フリースクールで友達ができるかも!

不登校が長くなってくると、フリースクールの選択肢も考えるようになります。

自宅でずっと一人でいる我が子を見ていると、外での人間関係を作ってもらいたいなあと思うようになります。

中学校の先生にフリースクールの情報を聞いても知らないようだったので、ネットで調べることにしました。

ちょうど同じ頃、次女もエネルギーが溜まってきて、こんなことを言い出しました。

次女
次女

フリースクールに行ってみたいなあ…

母(YG@_@)
母(YG@_@)

おおお⁉︎

これはチャンス!!!!!

ネットにも、必ず子どもが動き出す時はサインを出すから、それを見逃すな!と書いてありました。

母(YG@_@)
母(YG@_@)

でも、期待しすぎずに!

落ち着いて。落ち着いて

はじめは、教育委員会が設置している地元の不登校学級に問い合わせてみました。

ところが、ちょうど12月末の年末であったこともあり、お断りされました。

不登校学級<br>の先生
不登校学級
の先生

もう少しで年末年始のお休みに入るので…

体験日は、年末年始の休み明けの2週間後になりますね

ザ・お役所仕事。それも仕方ありません。お休みですから、お忙しい先生たちはお休みください。

いいんです。お気になさらず。他を当たりますので。ノープロブレムです。

母(YG@_@)
母(YG@_@)

せっかく、子どもが行く気になったんだから、
どこかに行かせてあげたい!

すぐに、民間のフリースクールを探して、調べて、電話しました。すると、藁をも掴む思いで電話をかけた私に、神のような言葉が返ってきました。

フリースクールの先生
フリースクールの先生

明日でも大丈夫ですよ

母(YG@_@)
母(YG@_@)

え?明日でもいいのですか?

ありがとうございます!

明日、子どもと伺います。

教育委員会の(お休みの)都合で断られた後だったので、フリースクールの先生の言葉に涙が出そうになりました

あ、いいんです。先生たちはお忙しいので。ノープロブレムです。

次の日、フリースクールに見学に行って一通りお話を聞いて帰ろうとしたら、思ってもいなかったことを次女が言い出しました。

次女
次女

このまま体験しちゃダメなの?

フリースクールの先生
フリースクールの先生

もちろん、いいですよ!

じゃあ、教室に行こうか。

その日の午後からすぐに体験させてもらいました

最初は、フリースクールにも馴染めなくて、友達ともうまくいかなくて、どうなることかと思いましたが、徐々に友達もできてきました

もちろん、毎日通うことはできませんでしたが、自分が興味のあるイベントがある日には通うようになりました。

かかりつけの児童精神科医の先生に助言を受けました。

かかりつけ医
かかりつけ医

フリースクールに毎日行けなかったとしても、中学校と、フリースクールと、どちらに行ってもいい状態にしておいてあげて下さい

子どもに中学校以外の選択肢を用意してあげるということです。

人生は、中学校に登校することだけが全てではないと伝えるためにも、お金はかかりますが、選択肢を学校以外にも用意してあげることが、子どもの救いになります。

子どもの将来には変えられない必要な出費だと思っています。

フリースクールでは、お友達もできました
フリースクールについては、他の記事でも紹介しているので、そちらもご覧ください。

フリースクールには半年ほど通っていたのですが、仲のいい友達の環境にもいろいろと変化が出てきました。

・高校に進学したり…
・中学校へ再登校を始めてフリースクールを辞めたり…
・彼氏ができて相手をしてくれなくなったり…

そして今は、フリースクールには行かなくなってしまいました。

次女
次女

フリースクールを辞めたい。
他の場所に行きたい。

母(YG@_@)
母(YG@_@)

そっかあ、じゃあ辞めようかあ・・・・・

(んんん⁉︎

他の場所⁉︎

辞めるも、辞めないも子どもの選択です。

そして、次なる新しい居場所を今、探しているところです。

通信制高校には、中等部がある高校があります。
入学するまでの間、月1回ほどの登校日があって、入学までに学校に慣れることができるのです。

今、何校か説明会や体験会にいっているところです。
通信制高校については、下記の記事でも書いていますので読んでみてください。


自分で選ばせて、自分で決定させるつもりです。

家から出るきっかけを作りたいと焦る

母(YG@_@)
母(YG@_@)

買い物に行く?
美味しいイタリアンのお店ができたらしいよ
ちょっと散歩に行く?

次女
次女

(チッチッチッチッチッチ)

・・・・・行かない

母(YG@_@)
母(YG@_@)

だよね。わかってた…

無理に誘って、ごめんね。

ママ、一人で出かけてくるよ。

色々なお誘いをして家から誘い出したくなりますが、何が響くのか、何も響かないのか、それは誰にもわかりません。

でも何にも響かなくても焦ることはありません。そのうち、家から出るきっかけは必ずやってきます。

自分から言い出すまでひたすら待つ

これが一番。

無理矢理連れ出しても、いいことはありません。疲れ果てて、その後1週間寝込むことはザラです

体力も無くなっているので、お出かけも一大イベントなんです。

焦ってしまう気持ちは、とてもよくわかりますが、
ここも黙って待つひたすら待ってあげる

いつか、動き出します。
くれぐれも無理強いはしないように


家から出ないと、もやしのように色白になってご飯も食べないので、ヒョロヒョロに痩せてしまいますが、大丈夫

元気が出れば、また食べるようになって体力も戻ります

食べれば体重も戻るし、外出するようになれば、
青白くなってしまった肌も、こんがり色づいてきます。

大丈夫。大丈夫。

ゆっくり、休ませてあげましょう。
ゆっくり、体力を戻させてあげましょう

大丈夫です。元気を取り戻す、その時は必ずきます

それでは、また。

YG@_@のつぶやき…

今日は推しのYouTubeライブが
一日に3回もありました!

推しに3回も会えた今日は、最高の1日でした。

明日もいい日になるといいなあ。

しかも、来年にはイベントが…。楽しみがすぎる。

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