不登校が改善していくまでには、「7段階」の経過が見られます。今、我が家の次女は、6段階目の「リハビリ期」に入ったところです。これまで、「第一段階」から1年半かけて、6段階目までやってきました。本当にこの段階を順番に踏んで、次女は徐々に回復してきたんです。「不登校の7段階」については下記リンク先のページで詳しく説明しているので、よろしければそちらをご覧ください。
不登校は7段階の過程を経て改善に向かう
不登校が長期化してくると
7段階の過程を経て、だんだんとエネルギーが溜まってくると言います。
第一段階 「不登校開始期」
第二段階 「悩み苦しむ時期」
第三段階 「エネルギー補充期」
第四段階 「エネルギー再活性期」
第五段階 「再活動希望期」
第六段階 「リハビリ期」
第七段階 「完全登校・社会復帰期」
次女は、今、第六段階の「リハビリ期」に入ったところかなあと、私は感じています。
フリースクールに行き始めて、今月で6ヶ月目です。
ここまで来るのに、1年10ヶ月かかりました。
はじめ、不登校は
数ヶ月で終わるものと思っていましたが。
いやいやいや。
そんなに甘いものではありませんでした。
こんなに長いお付き合いになるとは。
不登校の改善までの“7段階”については、
他の記事でご紹介しているので、そちらをご覧ください。
リハビリ期に入った次女が1泊2日のキャンプに参加
フリースクールでの
初めての“お泊まりキャンプ”に、次女が参加しました!
いつもは昼夜逆転しているので
キャンプには参加できないかもなあ…
と半分あきらめていました。
でも、前日になって、自分から言い始めたのです。
行きたいなあ…
いいんじゃない!
ダメだったら帰ってくればいいんだよ。
少しだけ背中を、ちょんと押してみました。
そしたら、「行きたい!」の気持ちに
スイッチが入って!
先生からのキャンプのメールを見て、
持ち物チェックをし始めた次女。
いいぞ、いいぞ〜
持ち物は、BBQで自分の食べたいもの➕トレード分(みんなと交換する具材)
みんなで持ち合ったものを、みんなで交換して食べる。
めっちゃ楽しそう。
あとは、2日目のお昼に食べるカップラーメン。
めっちゃ楽しそう。(2回目)
ちなみに、2日目の朝ごはんはビーフシチュー。
めっちゃ美味しそう。(3回目)
持ち物を揃えて、
前日は、ちょっと早めに布団に入った次女でしたが、
キャンプで緊張していたのか、何度も目が覚めた様子。
でも、いつもより早起きしてました。
夫は出張、私は仕事のため、
先生が自宅まで迎えにきてくれて、
先生、神です!いつもありがとうございます!
9時半頃にキャンプに出掛けて行きました。
仕事中、何度かLINEが来て、
楽しそうな写真も送ってくれました。
よしよし。順調、順調。
と思っていたところ、夕方になって…
不安になってきた…
次女からLINEが…。
キタキタ。
出張からの帰り道の夫も心配してLINEに返信しました。
むかえに行こうか?
まだキャンプしてたい。
でも泣きそう。
帰りたいけど帰ったら後悔しそう
戦ってるなあ。頑張れ(次女)!
何度かLINEをやり取りしましたが、
出張から帰ってきた夫が、
心配だから迎えにいこうというので、
片道40分のキャンプ場まで、
2人で次女の様子を見に行きました。
これからキャンプ場に迎えに行くよー
え?本当に来るの??
と次女は言いつつも
ちょっと安心した様子でした。
まあ、ダメなら
連れて帰ってこよう…キャンプ場に行けただけでも花マルだな。
と思い、とりあえず車で向かいました。
キャンプ場は、海沿いにあって、
平日だったからか、そんなに混んでもいなくて
フリースクールの子たちにとっては、
とても居心地が良さそうな
雰囲気のいい感じのキャンプ場でした。
これまでにも、何度かフリースクールのイベントに夫婦で顔を出しているので
参加者は知っている顔ばかりで、みんなも、私たちが行っても
あまり気に留めていない様子でした。
みんなが食べ残していたお肉を少しいただいて。
次女には、特に帰宅を急かすでもなく、私たちもまったり、
火の周りでみんなとおしゃべりしたり、
一緒に連れて行った愛犬とその辺を散歩したり、
キャンプ場を少し、楽しんでいました。
そのうちに、次女がこっそり耳打ちしてきました。
帰りたい気持ちと、帰りたくない気持ちが
ちょうど半分半分なんだよね
どっちでもいいんだよ。好きなようにすればいいよ。
ゆっくり、自分で考えさせることにしました。
とりあえず、待つ姿勢が大事だと、
フリースクールの先生にも教えてもらいました。
私たち親子の会話を聞きつけた
ちょっと年上の女の子が、誘ってくれました。
一緒に泊まろうよ!
それから、
「何で次女は不安なのか」
そんな不安なときは、
「みんなはどうしていたのか」
と、お友達が集まってきて話し合いになりました。
そして、お友達の一人が話してくれました。
私は不安になると、やっぱり自分を傷つけて…。
そうすると、落ち着けるのでやってましたね。
でも、絶対やっちゃダメ!今は後悔してるから。
う、うん。やらない。
次女は、素直に頷いていました。
そんなにつらい話をしてくれて、本当にありがとう。
私は、このフリースクールに入って、良い仲間ができて
本当に良かったと思いました。
実は、何度か、次女の腕や手首に
傷を見つけたことがあります。
特に何も聞かずに、傷が消えるといいな、
と思いながら様子を見ていました。
そんなに深い傷ではなかったので、
今では消えているようです。
先輩からいろいろな経験談を聞いている
次女の姿を見て、思いました。
今回、キャンプに参加できて
良かったなあ
話し合いをしたあたりから、次女は私たちのそばから離れて
先生と焚き火をしたり、
やっと
みんなの輪の中に入れた様子でした。
夜中でも、もし不安になったら
いつでも迎えにきてあげるから。鬼着信していいからね!
わかった!
安心した次女の顔を確認したあと、
私たちは先生に次女を託して帰宅してきました。
今は、午後11時41分。
まだ次女から、SOSのLINEは来ません。
朝まで大丈夫か?な?
まあ、夜中に電話が来たら、
すぐに迎えに行くつもりなので、まずは早く寝ないと。
ああ、でもこういうところが、
子離れ出来ていないってことなのかなあ…
明日まで、みんなと一緒にいられるかな…
このキャンプを乗り越えられたら、
だいぶ成長できると思うんだけどなあ。
んーーーーーーー、まあ、いっか。
頑張って、楽しめ、次女よ!
それでは、また。
その後、次女からのSOSの電話は朝まで来ず、翌日まで、みんなとキャンプ場で過ごすことができました。一歩ずつ、ゆっくり回復していけばいいなあと思っています。
YG@_@のつぶやき…
今日もとても天気が良かったです。
なのに頭痛がひどくて。
「頭痛いの?」と職場の人に聞かれて
無意識で頭を抱えてた自分に気付き
慌てて、頭痛薬を飲みました。
早く季節の変わり目が過ぎ去ってほしいです。