不登校が長期化して、親も子どもの不登校になれてくると、あんなに毎日毎日悩んでいた子どもの不登校のことを忘れてしまう時間が増えてきます。親にも親の生活があり、暇ではないのです。そうこうしていると、子どもが言い出します。
暇だなあ…
これは、ネットでもよく見かける不登校の改善までの通過点です。長期間、自宅に引きこもっていると、さすがにつまらなくなってくるようです。
(ん⁉︎)
キターーーーー!!!!!
ッシャーーーーーー!!!
心の中ではそう叫んでしまうと思いますが、そんな時の対応として注意したいのは、あまり期待し過ぎないということです。まだエネルギーがたまり始めたばかりの段階なので、もう少しチャージの時間が必要です。慌てずに。
そうなんだね〜
そっかー。
そのぐらいの反応にしておきましょう。まだ我慢です。
動き過ぎないようにブレーキをかけてあげる
今は、次女が中学3年生の夏休みに入ったところです。
不登校が始まった中学1年の2月から、1年6ヶ月が経ちました。
先月末頃から、次女が言い始めたのです。
暇だ…
ゲームをしてても暇。
絵を描いてても暇。
ですが、ここは変に振り回されないように、『待て!』🐶の状態です。
ああ、そうなんだねえ。
暇なのかあ…
冷静に、話を聞いてあげるだけ。
暇なら何をやりたいのか、それを考えるのは次女の仕事です。
私は、通常運転を続けるだけ。次女の言葉に、変に期待しない。
児童精神科医の先生にも、言われました。
動きすぎるとまだ疲れてしまうので、ブレーキをかけてあげるくらいにしてください。これからは、中学校への登校日数を稼ぐことは考えず、高校生になってからのことを考えてあげてください
なーるーほーどー!!!
受験のために1日でも多く登校したほうがいいと学校の先生が言っていたので、少し焦っていたのですが、やはり主治医の言葉の方が、ストンと腹落ちしました。
もう、登校日を稼ぐことに頭を悩ませないで、
その先のこの子の長い人生のことを考えてあげれば良いんだなあ
もう、中学校への再登校のことは考えなくて良いと言われて、正直、ホッとしました。
いや、だいぶホッとしました。
結局、毎日、毎日、登校のことはずっと気になっていて。出欠連絡は毎日しなければいけないし。
2週間に1回程度の家庭訪問も受けなればいけない。
2週間後にある期末テストは受けますか?
あ、いや、すいません。受けません…。
なぜこちらが、テストを受けないことを謝らなければいけないんでしょうか。
そもそも受けられる訳ないですよね?勉強してませんもの。笑
そもそも、なぜ学校に行けなくなったと思ってるの?
もう忘れたの?いじめられた方はずっと忘れられないんだよ!
学校から電話が来ると、せっかく安定していた心を乱されるので、正直もう電話はかけてきて欲しくないんです。
私たちを放っておいてほしい。
でも、言えません…。
卒業まで我慢するしかないですね。笑先生もお仕事で連絡しなければいけないですからね。
わかってますよ。
安全確認のため、親に虐待されてないか、元気にしているか確認するのは大事ですよね。
でも、自宅の電話は、学校からの連絡と勧誘の電話しか来ないのでもう解約しようと思います!笑
子どもに「ニートになる」と言われたらどうする?
最近、次女に聞かれました。
俺がニートになったら、ママはどう思う?
・・・・・・・・・・・・(ポクポクぽくぽく)
ムムム、なんと答えるのが正解なのか…わからん!
色々考えた末、絞り出した答えは…
自分でニートになりたいと思うなら、ニートでもいいんじゃない。それは、自分で決めていい事だよ。ただ、ママたちは(次女)より先に死んじゃうから、その後どうやって生活するのかは、考えておいた方がいいかもね。
汗汗汗汗汗汗汗汗汗汗汗汗汗汗汗
こう、答えるので精一杯でした。
誰かーーーー!質問の答えの正解を教えてください…涙
後日、夫と長女にこの話をしてみました。
別にニートになりたいならニートでも良いじゃん(スマホゲームをしながら)
「ニートになったら心配だよ」って素直に伝えれば良いんじゃない
そうか。でも2人は、真逆のことを言っているが…
家族会議の結果としては、思っていること、心配をしているということを素直に伝えるしかないということだな…と。
まあまあ、母親として思うことは伝えました。
おおむね、返答はあっていたのかな?
母親が元気で楽しく過ごしていることが、子どもにとって何よりの“元気の源”
私の好きなYouTuberさんが、よくご自身のお父様のお話をしているのですが、
子育ての名言が多いんです。
ここぞというときの子どもにかける言葉が、私には思いもつかないようなことをおっしゃるので、いつもハッとさせられます。
あのお父様ならこんな時、なんて答えるのかなあ。
聞いてみたいなあ。
「自分でそう決めたんだったら、それでいいんだ!」
かなあ???笑
とにかく、子どもの決断を信じて、認めてあげる。
そんな気がします。
私にもあの器が欲しい。
そんなお父様に育てられた私の推しのYouTuberさんは、
とにかく自己肯定感が高くて、物事の考え方がしっかりしている。
ブレない。
お父様と同じ器の持ち主です。
すごいなあと思って、毎日、毎日、ライブ配信を楽しみに聴いています。
私が子離れをできたきっかけでもある方です。
推し活最高!
我が家の救世主なんです。
ブログでこっそりお礼を伝えておこうと思います。
このブログに辿り着くことはないはず。笑
兎にも角にも。押し活であれなんであれ、母親が元気で楽しく過ごしていることが、子どもにとっても何よりの元気の源になるんだと信じています。
親は子どもの決断を見守る。
どんな決断であれ、どっしりと構える。
いつも通り。ブレない。
そんな母でありたいと思います。
ネットで「学期や学年の節目から再登校する場合がある」と見ても期待しない
子どもの不登校で悩んでいる時には、とにかくネットで色々と調べてしまうものです。
周りの子供達はみんな学校に行っているので、不登校のことを相談できる人が本当に少ないのです。
私は特に友達が多くはないので、相談相手は実の母だけでした。
なぜか人に弱みを見せるの嫌で子どもの持病のことなども、友達に相談したことはありません。
いつも母親に相談していました。
でも、その母親にはもう相談できません。
施設に入所していて、ほとんど会っていません。
どんどん病状が悪くなっていく母親を見るのがツラくて会いに行っていません。
親不孝な娘です。
子どもが不登校になって相談相手がいないことが、一番辛かった…。
うちの母が言っていたことは、「子どもは可愛い、可愛いって言って育てるんだよ」でした。
そうだね、お母さん。
怒ってばっかりじゃダメだよね。
今、子どもの不登校について相談できるのは、不登校だった子どもを持つ近所のママ友だけです。
そのママ友のお子さんは、小4から小6まで不登校で、中学に入学と同時に登校を再開しました。
再登校した時は、週1回強制的に欠席させて、無理をしないように、疲れすぎないようにコントロールしていたそうです。
まだ子ども達が不登校になりたての頃は、せっかく行き始めたのになぜわざわざ強制的に欠席させるのか理由がわかりませんでした。
でも不登校が長期化すると、子どもの体力も筋力も落ちて、お出かけしてもすぐに疲れてしまうことがわかりました。
子どもが前のめりになった時こそ、ブレーキをかけてあげることが必要です。
確かに、ネットにもあるように、新学期や、入学に合わせて動き出す子もいます。
でも、動き出せる子もいるし、動き出さない子もいる。
色々です。だから、期待はしない。
動き出すなら、応援してあげればいいし、動き出さないなら、通常通り。
悪くなったわけではない。
どっちでもいいんです。
推しのYouTuberさんの口癖で「どっちでも〜」があります。
私、あの言葉の言い方が好きなんです。
ゆるい感じ。やさしい感じ。
本当にどっちでもいいと思えます。
どっちが正しいとか悪いとか、正解とか不正解とかないんです。
どっちでも〜。
楽に行きましょう。
「ちょっと学校に行ってみる?」は言っちゃダメ!
子どもが動き出すと、ついつい、学校に戻れるんじゃないかと期待してしまう時もあるかもしれません。
でも、行くか行かないか、いつ行くのか行かないのかもそれを決めるのは子ども自身なのです。
そこに親がしゃしゃり出て行ってはいけません。
飛び込み台の先っぽで、飛び込むタイミングを一生懸命はかっている子どもの背中を、突然、ドンっと押すようなものです。
「押すなよーー押すなよーー」
そのタイミングでは押しちゃいけません。笑
元気になったなら、ちょっと学校に行ってみる?
という言葉は、ゴクっと飲み込んでください。
通常通り。
生きているだけで丸儲け。
中3次女の高校進学に向けた三者面談で話したこと
次女も高校受験を控えた中学3年生のため、先日、三者面談がありました。
今更、何を話すこともないのですが、担任に呼び出されたので、次女に話したら行くというので、2人で行ってきました。
夏休みに入ってすぐ、3学年が一斉に三者面談を行う時期は避けてもらって、少し遅れたタイミングで時間を設定してもらいました。
他の生徒に合わないようにとの、担任からの配慮です。
長女が中学3年生だった時にも三者面談は経験しているので、この時期にどんなことを話すのか、先生がどんなことを話してくるのかは、大体わかります。
今の時点での希望高校や、現在の成績状況と夏休みをどう過ごすか。
でも、次女は不登校なので、長女の時とは状況が違い、先生と何を話せばいいのか…。
特に話題もないけど、外出するきっかけになればいいと思って、連れていきました。
そこで、卒業まであと8ヶ月だと聞きました。
そうか。もう卒業が見えてきたのか。
学校と関わらない日常では、考えることもないのですが、学校に行ってしまうと、普通に登校している子どもたちの生活が目について、心がザワザワします。
ずっと封印していた気持ちが、またムクムクと湧いてきました。
なんでうちの子がこんなことに…
うちの子はいじめがきっかけで登校できなくなったので、
なんで学校は何も気づかなかったの?
という気持ちが余計に強く残っています。
なんで、うちの子は毎日自宅で引きこもってにいるのに、いじめた子たちは、毎日学校に登校できているのだろう。
なぜ、いじめた方が守られるのか。
なぜ、いじめた方が、生活を変えずにいられて、いじめられた方が生活を変えなければいけないのか。
なぜ、教育委員会、先生は家庭訪問するだけで、あとはほったらかしなのか。
なぜ、学校に意見を言えば、モンスターペアレントと呼ばれるのか。
もう、学校には何にも期待してはいないので。
考えることはやめます。
よく、不登校のブログに、「学校やスクールソーシャルワーカーとの連携が大切です」というコメントがありますが、私には無理でした。
相談する気力より、不信感の方が大きかったからです。
もちろん、連携できた方がいいかもしれません。
でも、私は職業柄、学校の内情を普通の方よりは知っていて、期待できなくなっていることもあります。
だからと言って、次女のこれからの人生に不利益がないように最低限のことは気をつけていくつもりです。
先生に失礼のないように。
だから、2週間に1回の担任の家庭訪問(という名の子どもの安全確認)にもちゃんと応じます。
不登校の原因によっては、学校との連携でうまくいく場合もあると思います。
不登校の子どものうち約4割はどこの支援機関にも相談すらできていない中で、学校と連携がうまく行っている割合はさらに少ないと思います。
本当にケースバイケースです。
次女の場合は、もう中学校に戻ることはないのかなあと思っています。
それでいいと私も思っています。
最近は、動画編集に興味を持ち始めて独学で勉強を始めているようです。
いいじゃん、いいじゃん。ススメ!頑張れ!
学校に行っても行かなくても、どっちでも〜。
やりたいことができる環境は、どこにでもあります。
学校ではなくても、PCがあれば自宅でもできます。
子どもの人生は子どものものです。
やりたいことをやりたい場所でやればいい!
結局、三者面談で何を話したのかというと、
最近はどうですか?元気にしてますか?
はい。元気です。
・・・・・・・・・・・・・・・。
しゅ〜りょ〜!
あとは、通信高校の合同説明会のチラシを渡された…だけ。
公立の通信高校以外のことは、あんまり詳しくないので…
いやいやいや、前から通信高校を考えていることは伝えてたよね?
時間もあったよね?調べてきてよ!ネットでなんでも調べられる時代ですよー。
家に帰ってきてから、先生に言われたことについて、次女には思うところがあったと話してくれました。
今は(次女)さんは何もしていないけど、先生はそれでいいと思うの!
何も頑張っていなくてもいいと思うの!
いやいやいや、先生…
また、私たちの地雷踏んでますよ…
私たち親子に、なんと声をかけて良いのかわからない先生の精一杯の励ましの言葉を聞いて、次女は心の中で思っていたようです。
え?俺、今、何にも頑張ってない(ように見える)の?
俺、一生懸命、生きてるよ!
パパとママが悲しむから、一生懸命生きてるよ!
先生、そうなんです。
うちの子、毎日、一生懸命生きてます。
学校に行かないことに罪悪感を毎日感じながら、それでも私たち親のために、今は死なないで頑張っているんです。
最近はリスカもしないで、死にたいとかも言わないで。
私たち親の前では、楽しそうにネッ友と話しています。
生きているだけで、丸儲け状態と言い聞かせて頑張っているんです。
先生の物差しでは、「学校に来ること=頑張っていること」かもしれませんが、我が家では
「生きていること=頑張っていること」でいいんです。
今度、担任の先生に会う機会があったら、教えてあげようと思います。
やっぱり先生には、自分で気づいてもらいたいと思います。
三者面談で2人の親子を傷つけてしまったことを。
三者面談は、誰得だったのか。
でも子どもの気持ちを知ることができた、私が一番得だったのかもしれません。
今の時点で先生に伝えたことは、通信制の高校に進学しようと思っているということ。
それを伝えると担任が、またトンチンカンなことを…。
高校卒業認定は取ろうと思っているということね!
う〜〜〜〜〜ん。それはまた別の話なんだよね。
高校に進学したからって卒業できるかどうかはわからないし。
先生の中では、多分大学進学を想定した人生しか想像してないんだろうけど…。
なんかズレてるんだよなあ…
まあ、いっか。どっちでも〜。笑
今から、高校に入学した後の進路のことまで不登校の私たちには想像もできません。
今の生活を続けることに精一杯です。
最近、次女が言い出しました。
フリースクールを辞めたい
仲のいい友達が、
・高校に進学したり
・フリースクールを辞めたり
・彼氏ができたり
みんなそれぞれ状況が変わって、楽しくなくなったようです。
違うフリースクールに行きたいと言っています。
・他にはどこにフリースクールはあるのか
・受験を控えた今の時期の中学3年生を受け入れてくれるところはあるのか
そういう情報が、本当にないんです。
自分たちで探すしかないんです。
そういう話を三者面談でもできたらよかったのに。
学校に行かなくなった子ども達へのフォローは
義務教育の中にはほぼないのです。
まずは、学校に連れ戻すことが目標。
戻ってこないのなら、最低限の安全確認のみ(放置)。あとは管轄外になる卒業を待つ。
またネットを駆使して、自分で調べてみたいと思います。
そんな情報をまとめて発信したら、不登校の子ども達の助けになるのかな…。
8/4に、「通信制高校・通信制サポート校の合同相談会」が地元のコンベンションセンターであります。9校が参加するようです。
いけるかなあ。いけないかなあ。
実は、今日はこれから、日本三大花火大会の一つとして知られる【長岡まつり大花火大会】を見に行きます。
暑いし、混んでるし、体力がなくなってしまった次女を連れて行くのは大変だと思いますが、せっかくなので、家族4人で行ってこようと思います。
なので、明日の合同説明会は、疲れていけないかもなあ。
まあ、どっちでも〜。ですね。
それでは、また。
※次の日の合同説明会は、やっぱり疲れていけませんでした。笑
YG@_@のつぶやき…
コロナが流行り出して4年。
これまで誰も罹らなかった我が家に、コロナが遅れてやってきました。
きっかけは、大学2年生の長女がバンドのライブに出演した後高熱が出て、実家に連れて帰ってきた事でした。
長女は、大学で軽音楽部に入っていて、ボーカルを担当しています。
これまでも大学生の長女は、何度か高熱を出したのですが、いつもコロナは陰性。このまま、我が家はコロナとは無関係でいくのではと思っていた矢先の、まさかの“家族全滅”状態でした。
世の中では、第11波がやってきたとニュースで取り上げられている中でのコロナ騒ぎでした。
まずは、長女が39度の熱。
次に、母親の私が、39.4度の熱。
続いて、次女が39.5度の熱。
最後に夫が、40.3度の熱でフィニッシュ!
1日ずらしで熱のピークがやってきたので、
アイス枕を順番に使えたのが不幸中の幸いでした。笑
一番若い中3の次女が一番症状が軽く、
熱が下がればすぐに何もなかったように元気に。
19歳の長女も熱が下がれば、まあまあ元気に。
私はといえば、高熱で階段から落ちてしまい、
右肘と背中と腰を強打して、肘を3針縫うという
大惨事に見舞われました。
熱もツラいんですが、腰が痛くて歩けないという
何がツラいのか良くわからない状態で1週間。
コロナの熱が下がったとともに、
肘の抜糸も済ませ、腰の痛みも和らいでいくという
1年間の不幸を一度に済ませたような1週間でした。
ですので今年の後半は、上り調子でしかないはず!
と信じています。