不登校が改善するまでの「7段階」を徹底解説|回復の流れと親がすべきこと

⭐️不登校

不登校になると、7段階の過程を経てゆっくりと改善していきます。

この7段階を知っておくと、「今どのあたりにいるのか」が分かって、少し気持ちが楽になると思います。

我が家の長女は、この7段階を8ヶ月ほどで駆け抜けました。次女は、6段階目まで来るのに1年半かかっています。その子その子のペースがあるんです。焦らず、ゆっくりと、待ってあげてください。必ず改善していきます。

📚 不登校初期に読んでほしい本

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不登校になった直後の親の不安を和らげてくれる一冊。「怖くない」と思えるまでの気持ちの整理の仕方が書かれています。

まずは不登校の「4つのステップ」について

次女が不登校になったとき、まずは不登校について、インターネットで必死に調べまくりました。

ネットで調べた時に、不登校から回復に至るまでの過程には「混乱期」「安定期」「転換期」「回復期」の4つのステップがあるということを、まずは知りました。

  • 「混乱期」…自分がどうして学校に行けないのか分からずに混乱している時期
  • 「安定期」…学校に行かないことを周りも受け入れて、子どもの気持ちも安定してくる時期
  • 「転換期」…休んでエネルギーが溜まり、何かしようかと考えられるようになる時期
  • 「回復期」…ゆっくりと休みながら、少しずつまた前に進み始める時期

正直、「回復期なんて本当に来るの?」と半信半疑でした。でも、必ず来ます。大丈夫です。

「不登校の7段階」について解説

4つのステップをさらに細かくした、“不登校の7段階”をご紹介します。

  1. 【第1段階】不登校開始期
  2. 【第2段階】悩み苦しむ時期
  3. 【第3段階】エネルギー補充(無為)期
  4. 【第4段階】エネルギー再活性期
  5. 【第5段階】再活動希望期
  6. 【第6段階】リハビリ(不安定活動)期
  7. 【第7段階】完全登校・社会復帰期

出典:NPO法人コミュニティ総合カウンセリング協会

2人の子どもの不登校を経験して、とてもしっくりきた7つの段階でした。

【第1段階】不登校開始期

頭ではわかっているのですが、どうにも心と身体が動かなくて、学校に行くことがつらいと思ってしまう時期です。

よく見られる身体症状:

  • 頭痛・腹痛・微熱
  • ベッドから起き上がれない
  • めまい・食欲がない・眠れない

親としては「何か病気が隠れているんじゃないか…」と心配になってしまう症状ばかりですが、不登校の入り口でよくみられる症状です。

【第2段階】悩み苦しむ時期

まさに、苦悶するときです。子ども自身でさえも原因がわかっていない場合が多いです。

この時期に親がやりがちなNG:

  • 「なんで学校に行かないの?」と詰める
  • 「いいからとりあえず行きなさい!」と押し込もうとする

まずは冷静に、「何か困っていることがないのか」と、ゆっくり話を聞いてあげることが先決です。

この頃に小児科の先生に言われたことが、「学校に行くか行かないかは、子どもさんが決めてください」という言葉でした。

この言葉にハッとさせられたのを、今でも覚えています。

📚 第2段階で読んでほしい本

もうだれも責めなくていい! 不登校の子の親が今すぐやめること、始めること
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3,000件以上の不登校相談を行ってきた著者が、親がついやってしまう「やめるべきこと」と、代わりにできる「始めること」を具体的に教えてくれます。この時期の親に一番おすすめの一冊です。
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この時期、親自身も限界になりやすいです。オンラインカウンセリング「cotree」では、不登校の親向けのカウンセラーに相談できます。

【第3段階】エネルギー補充(無為)期

ついにエネルギーが枯渇して、本格的な休息に突入です。一日中寝ていて、ベッドから起き上がってきません。

もうこうなってしまったら、親ができることは腹を据えることだけです。

エネルギーが溜まるのをひたすら待つ。食べられるものを用意してあげて、どっしりと見守る。それだけです。

この頃、元々偏食だったうちの子は、タピオカミルクティーとみかんゼリーしか口にしなくなっていました。

ただひたすら毎日、このふたつだけは冷蔵庫に切らさないようにしていました。

私がやっていたのはそれだけ。

きっと、いろいろなストレスや困りごとを抱えて、耐えて、とても頑張っていたのです。身体がSOSを出したのです。

【第4段階】エネルギー再活性期

必ずエネルギーが溜まる時が来ます。すると、子どもは好きなことをやり始めます。

そう、ゲームです(笑)

必然的に、昼夜逆転生活の幕開けとなります。でも、いいんです。昼夜逆転でも、好きなことだけをしていても、元気で生きてさえいてくれれば!

我が家は、次女が好んでやっていた「Sky」という携帯ゲームを家族全員でやり始めました。

それを聞きつけた、当時70代だった義母も毎日ログインして、Skyの中で次女と会話してくれました。

なんでもいいんです。

子どもが興味を持っているものに、興味を向けてみましょう。

何かが、変わり始めます。

📖 「勉強の遅れが心配になってきたら」

第4段階に入ると、親は少しホッとしてくる反面、「勉強が遅れてしまうんじゃないか」という新しい不安が出てきます。

我が家も同じでした。そんな時に知ったのが、無学年式オンライン教材の「すらら」です。

  • 学年をさかのぼって学べる
  • 自分のペースで進められる
  • 自宅学習が出席扱いになる場合がある

ので、不登校のお子さんがいるご家庭にも選ばれています。

【第5段階】再活動希望期

ある日突然、子どもがこう言い出します。

「ひまだなぁ…」

この発言が出てきたら、チャージ量が溜まってきた合図です!

でも、まだまだフル活動するには足りません。下手に期待しすぎず、もう少し見守ります。

この頃から食欲が戻ってきて、少しずつ食べる量も増えてきます。

平日の夜。お店が混んでいない時間帯に、外食に誘うのもおすすめです。

我が家は、とにかく「回転寿司」。

高いお寿司じゃなくていいんです。

ここからが、長丁場なんです。

お手軽に食べに行ける行きつけのお店があると、外出しやすいと思います。

【第6段階】リハビリ(不安定活動)期

ついに、実際に活動を始める時です。

この頃に検討したいこと:

  • 保健室登校
  • 適応指導教室(教育支援センター)の利用
  • 民間のフリースクールを体験してみる

1歩進んで3歩下がる、でもいいんです。また通えなくなっても大丈夫。1歩進めれば儲け物くらいに考えていて丁度いいです。

【第7段階】完全登校・社会復帰期

「完全登校」という言葉にとらわれなくていいです。

子どもの復帰する先が、「学校」でなくてもいい。その子が居やすい場所を見つけることができたら、第7段階に入ったと考えていいと思います。

うちの子は、適応指導教室は合わなかったので、民間のフリースクールに通いました。

月額3万円。

大きな出費ですが、人との関わりのリハビリの場にちょうど良いんです。

番外編:長女(第7段階)と次女(第6段階)の実録

長女の場合:第1〜5段階を約5ヶ月で駆け抜け、大学受験へ。最終的に自分で選んだ私立大学に入学し、今は一人暮らしで大学生活を楽しんでいます。

次女の場合(現在進行形):ここまで約1年4ヶ月。今は夕方、私が車で送迎して担任の先生にプリントをもらいに行く「タッチ登校」を続けています。1年以上ぶりに学校に入れただけで、大きな一歩です。

夕方、みんなが下校した後。生徒玄関の電気は消されて、鍵もかけられていますが、職員玄関から入って、暗闇の中、目を凝らしながらスリッパに履き替えて2階の職員室へ向かう。

そんな日々が続いています。

まとめ

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不登校は、必ず回復します。今どの段階にいるか分かるだけで、少し焦りが消えると思います。

焦らず、ゆっくりと。気長に待っててあげてください。

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