【不登校】公立高校でなくてもいい!自分のペースで学べる通信制高校から行きたい学校を選べばいい

☘️通信制高校

今日は、次女の定期受診日でした。主治医の先生との面談の話題は、高校選びについて。次女は中学3年生の受験生です。でも不登校になってから、毎日自宅でゲームしたり、最近買ったSWITCHのカラオケソフトで一生懸命練習したり、ネッ友と通話したり、もちろん勉強は全くしていません。それでも夏休み中に、次女の機嫌の良さそうな日に通信制高校のオープンスクールに参加してきました。結構、次女の感触は良かったのですが、主治医の先生には「複数の高校から自分で行きたい高校を選ばせてあげてください」と言われています。また再来週にもう一校、学校説明会に行ってから受験校を決めようかなと思っています。今回は、そんな話をしたいと思います。

全日制?定時制?不登校の子が行ける高校ってどこ?

高校は教育課程によって、全日制、定時制・通信制の3つに分けられています。

不登校の数も30万人を超え、多様化する学習ニーズの高まりとともに、新しいライフスタイルに対応する通信制高校」が注目をされています

一昔前は、「通信制高校」といえば、下記のような子どもたちが受験する学校というイメージが一般的だったと思います。

・不登校
・家庭の事情で全日制の高校に通えない
・全日制の高校を受けるには学力が足りない

母(YG@_@)
母(YG@_@)

私もそう思っていました。

無知でした…

今は、不登校の生徒にも、もちろん不登校でない生徒にも、「通信制高校」は人気です
「学校説明会」の案内文には、以下のような方におすすめの高校だとあります。

・高校の概要を知りたい方
・通信制高校の情報をお求めの方
既存の学校生活に疑問をお持ちの方 ←(はい🖐️)
・進路選択に不安をお持ちの方

必要な要件を満たすことで、全日制や定時制と同様に「高校卒業資格」も取得可能なんです。

通信制高校には、民間教育施設であるサポート校が設置されていて、全日制では学べない分野を学べるカリキュラムが用意されています。

次女
次女

歌い手になりたい

ともだちA
ともだちA

動画編集をやりたいな…

ともだちB
ともだちB

高校の普通科に行く意味がわからなくなってきた…

次女のような夢を持っている子や、逆にそもそも高校に行く意味とはなんなのかと考え始めた子にもおすすめの進学先です。

やりたいことや進みたい道が明確な子にとっては、全日制より通信制高校の方がより夢への実現への近道となるのではないかと私は思います。

・スポーツが得意な子
・ヘアメイクやネイルなどファッションに興味がある子
・アニメーションや漫画が好きな子
・プログラミングをやってみたい子
・料理やパティシエを目指している子
・音楽関係(ボーカル、声優 など)

興味や得意を極めて、高校卒業後の進路を見据えてのスキルや資格を取得することもできます。

まさに専門学校のような感じです。

高校の3年間を既存の学校生活に疑問を持ちながら過ごすよりは、よっぽど効率的なセンスのいい生き方のような気がします。

私も子どもが不登校になる前は、通信制高校は、全日制高校についていけない子どもたちがいくところだと、かなり偏った見方をしていました。

次女が不登校になってから、資料請求をしたり、ネットで調べたりしてみて、通信制高校見方が180度変わりました

高校なのですが、専門学校のような自由なカリキュラムで【自分の好きや得意を伸ばせる】環境が用意されているのです。

公立高校よりは、やはり学費も高めで、私立高校ぐらいの学費かそれより少しお高めにはなりますが、次女のような【好きなことには没頭して取り組むことができる】子どもにとっては、またとない環境を用意してもらえるのではないかと思います。

母(YG@_@)
母(YG@_@)

ムフフ。

次女が選んだ道の先に、選択肢があった!
不登校の子は、特技や趣味への探究心が深い子が多いんです。
不登校の子の未来は明るい

子どもの数の減少とともに全国の高校の数が減少していく中で、通信制高校の数増加の一途を辿っているそうです。それだけ全国的にも、通信制高校のニーズがあるということですね。

受験勉強を頑張って、偏差値の高い公立高校に進学したものの、「何のために勉強しているんだろう」と、目標がなくなって無気力な高校生活を過ごすよりは、通信制高校で自分の好きと得意を伸ばして有意義な高校生活を叶えることができる子もいるかもしれません。

受験の準備はいつ頃から始めたらいいのか?

中学1年生の2月から不登校になって、かれこれ1年半。

いつの間にか中学3年生になっていて、受験生と呼ばれる学年です。

我が家の中では、中学1年生の頃から、時が止まっているというか、時間がゆっくり流れているというか。

なかなか受験生という実感が湧きませんでした。

でも、フリースクールの先生や、主治医の先生から、「受験」「高校生活」などのキーワードがちょいちょい出てきて、ハッとさせられます。

母(YG@_@)
母(YG@_@)

ああ、そうかあ。次女も受験生なのかあ。
でもまあ別に、高校に行かなくても生きていけるしね。

そうは思っても、やっぱりちょっとは心配で、5月のゴールエンウィークが開けた頃から、通信制高校について少しずつ調べ始めました。

まずは、勉強をしていない子が受験できるのかが心配だったのですが、

受験科目を調べてみたら、通信制高校の受験での学力テストはレポート提出(自宅で作成)と面接など簡単なものが多いようです。

特に受験勉強なども焦らせてやらなくても大丈夫です。

気になる出席日数も、受験には影響ありません

勉強したくなった時に、勉強すればいい。そのぐらいに考えています。

公立の全日制高校に行くことを考えているのなら、部活を引退する時期にもよりますが、夏休みの夏期講習や、夏休み明けの新学期が始まってから本格的に受験勉強に入っていくスケジュールですよね。

次女の場合、最後の最後に進路が決まらなかったら、フリースクールが連携している通信高校に行く選択肢が残っているので、焦ってはいません。

フリースクールの先生
フリースクールの先生

どこにも高校が決まらなくっても、来年の4月に入ってから入学を決めてもいいんですよ。うちの学校は、最後の最後の選択肢でいいんです。

なんともありがたいお言葉をいただいています。

この言葉が、我が家の安定剤になっているのかもしれません。

だから、下手に焦らずにいられるのかも。

子どもにもゆっくり考えていいことだけ伝えています。

母(YG@_@)
母(YG@_@)

ゆっくり、自分が行きたいと少しでも思える学校を選べばいいんだよ。
焦らなくても、大丈夫!

受験をして、全日制の高校に頑張って入学しても、学校に馴染めなくて、結局、通信制高校に転校するという話は、今はめずらしい話ではないのです。

子どもがその気になるまで、高校受験の準備は急いでしなくても大丈夫です。

子どもが高校受験を気にしはじめたら、まず親は何をすればいいのか?

近頃は不登校にも慣れてきて、受験生だということを忘れるほど、のんきに考えています。

のんきに考えられるほどまでには、次女の心も私の心も回復して、余裕が出てきたということかもしれません。

母(YG@_@)
母(YG@_@)

なんとかなるさあ〜

心配ないさ〜♪

高校進学だけが人生の全てではありません。

でも、不思議なもので、親のこちらが気構えなくなっていると、なぜか子どもがこんなことを言い出します。

次女
次女

俺の行ける高校ってあるのかなあ?

試験って受けなきゃいけないのかなあ?

母(YG@_@)
母(YG@_@)

・・・ん!?あれ?
高校行くの?

親が焦れば、子どもは負担に感じるし。
親が無関心になれば、子どもが焦り出す。


そんな感じです。

やる気になった気持ちは無駄にしたくないので、通信制高校のオープンスクールについて何校か調べ始めました。

とりあえず、ネットで調べた情報を基に、子どもの気分が乗ったタイミングでオープンスクールを開催していた通信制高校に、突撃して行ってきました。

ついに動き出すその時をスムーズに迎えるために、中学3年生の夏休みに入る頃から、何校か目星をつけて資料請求をしておくと、いざ、子どもがその気になった時にすぐに行動できるのでおすすめです。

他の学校を調べないでオープンスクールに突撃した結果の失敗談・・・

他の通信制高校の資料請求をする前に、いろいろと調べないでオープンスクールに行ってしまうと、通信制高校の先生の目が輝きます

通信制高校A
通信制高校A

カモがネギ背負ってきたぜ!きゃっほ〜い!

(そんなこと思っていないのかもしれませんが…。そういうふうに見えました…)

対応してくださった先生から、そんな雰囲気がチラチラ見えてきて、ちょっと引いてしまいました。

他の学校の資料請求について聞かれて、まだしていないと伝えると、先生は急いで事務所に戻って、中等部のお試し体験の契約書を持ってきました。

通信制高校A
通信制高校A

どう?うちの学校は?

抵抗なかった?それであれば、うちの学校があってるということですよ!

そんな断言ができるなんて、逆になんだか、怖くなってきました

母(YG@_@)
母(YG@_@)

主人とも相談して、後日、ご連絡します…

(グイグイくる…ちょっと怖い、いや、だいぶ怖い)

通信制高校A
通信制高校A

お父さんは、お母さんとお子さんが決めたことに関して、反対するタイプですか?

母(YG@_@)
母(YG@_@)

(ゔ、まだグイグイくるね〜)

いいえ、そんなことはなくて、こどもの意思を尊重してくれます。

通信制高校A
通信制高校A

じゃあ、(次女)さん!この学校はどうだった?嫌じゃなかった?

申込書、書いていく?

次女
次女

あああ…はあ…(困)

母(YG@_@)
母(YG@_@)

(いや、勢いで書いちゃダメなやつでしょ!!!)

やっぱり、家族会議をしてから決めたいと思います。失礼します!!!

グイグイくる先生に、(私の方が)拒否反応がでてしまって、その日は資料をもらって帰ってきました。

3年間お世話になるかもしれない学校ですから、勢いで決めるつもりはないです。

時間はまだまだたっぷりあるので、じっくり、ゆっくり、焦らせないで、冷静になれる場所(自宅)で子どもの希望を聞いて決めることにしました。

後日、主治医の先生に聞いたのですが、今回オープンスクールに行った通信制高校は、学校も生徒も一生懸命で新入生獲得のためにグイグイくる学校で、不登校の子どもたちの中には合わない子も結構いるという話でした。

校風はそれぞれあります。

ネットだけではなくて、実際に学校に見学に行くと、学校の雰囲気や先生の教育に対する温度感もわかるのでおすすめです。

【主治医からの提言】複数の高校から、行きたい高校を自分で選択させる!

定期受診の際に、先生との面談の中でやはり高校受験の話題が出てきました。
避けては通れない人生の帰路です。

主治医(児童精神科)
主治医(児童精神科)

一ヶ所の高校だけではなく、何校か複数の高校の中から選ばせてあげてください。何校に見学に行くかはご家庭にお任せします。5〜6校の中から選ぶご家庭もあります。ただ、1校だけ親御さんが選んで、「そこにしなさい!」というやり方はやめてください。2校でもいいです。要は選択肢がいくつかある中から、自分で選択することが大事なのです。

母(YG@_@)
母(YG@_@)

なーるーほーどー

次女は、もう一つ通信制高校の「おおぞら高校」の見学を再来週に控えています。

「おおぞら高校」は全国各地にキャンパスのある通信制高校で、一番の特徴は、屋久島でのスクーリングに参加できるということ。

不登校になってから、外出はもちろん、旅行することにも気を使う生活でした。

安全基地である自宅から離れると、不安が増してくるようで、次女の具合がが悪くなればホテルの予約をキャンセルして自宅に帰ってくることもあったほどです。

県外へのスクーリングについては、主治医の先生も心配していました。でもそこでも解決策の一つを教えてもらいました。

主治医(児童精神科)
主治医(児童精神科)

もし、屋久島のスクーリングに行くことになったとして、心配なようでしたら、お母さんが近くのホテルを予約して待機しておいてあげるというやり方もあります。

母(YG@_@)
母(YG@_@)

(ポロ…)※目から鱗の音

私も近くまで着いて行くってことですね。

鹿児島旅行ができるってことですね。(いいじゃんいいじゃん♪)

まだ、子どもがどの学校を選ぶかは分かりませんが、何だか楽しくなってきました

公立の高校の修学旅行に親がついて行くなんて、考えもしませんでしたが、不登校であることに便乗して親も旅行ができるなんて!笑

知り合いのお子さんがおおぞら高校に通っていたとき、「友だちとスクーリングで屋久島までの旅に出かけることで、旅行の経路を自分たちで考えて協力して行くことで、相当成長して帰ってきた」と聞いたことがあります。

しかも、私にも鹿児島旅行(人生初の九州上陸!)の可能性が⁉︎ メリットしかないじゃないですか。笑

でも、落ち着いて…。
学校を選ぶのは次女ですから、ここは落ち着いて静観です。

それでは、また。

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