プロローグ〜不登校ブログ始めます〜

⭐️不登校

2人の子どもが不登校になり、長女はなんとか回復して今は大学生になって一人暮らしを満喫しています。次女は、中学3年生で今も不登校の真っ最中です。自分とは無関係だと思っていた“不登校”と向き合って2年が経ちました。その間、学校教育の意味と必要性。一般的ではない新しい自由な人生の選択肢について。いろいろと考えさせられ、今も模索しているところです。一度崩壊した親子関係も徐々に回復して、今では以前のように子どもたちと旅行に出かけられるようにもなりました。でもまだもう少し、次女の不登校の改善には時間がかかるようです。このブログでは、子どもたちと乗り越えてきた問題や、今なお現在進行中の次女の不登校とどう向き合っているのかを綴っていきたいと思います。

はじめまして

私は、大学2年生の長女と中学3年生の次女の2人の子どもがいる母親です。そして、その2人の子どもが“学校にいくことをやめた“=俗に言う「不登校」を経験した母親です。

正確に言うと、中学3年生の次女は、今も、中学校には登校しておらず、たまにプリントをもらいに学校へ行くくらいで、定期試験も受けていません。

今は、フリースクールに通っています。でも、それも今はほとんど行ってません。

私は、不登校という言葉が苦手です。

1.“不“登校=登校できなかった子
2.登校は正しいこと=正しいことができなかった子
3.普通は登校するもの=普通じゃない子

こうなるのが疑問なのです。色々な事情があって、登校することができない子ども達が沢山います。その子たちは、自らの意思で、普通の子よりリスクのある登校しないこと】を決断したのです。

だから、不登校ではなく、学校に行くことをやめる決断をした意思のある子たちなのです。

ことの始まり

まず学校にいくことをやめたのは、長女でした。2022年7月末。高校3年生の夏休み前のことでした。そこから、

⚫️長女の大学受験(共通試験、各私立大学の試験、国立大学の二次試験)
⚫️次女の同級生からのいじめ問題
⚫️中学校への不信感
⚫️次女の登校渋りからの明日から学校へ行かない”という決意表明!
⚫️大学進学に合わせて長女が家を出て一人暮らしを開始

と色々なビッグイベントが続いて…同時期に私の実母が、じわりじわりと認知症に蝕まれて介護度5になり。実家の兄弟からの嫌味の電話、母に会ってもたまに私を施設の人と勘違いして認識できないことも出てきたりして。

母(YG@_@)
母(YG@_@)

あ、あと…

思い出したくもない、職場でのパワハラ

子どもたちのビッグイベントに合わせて、わたし自身の色々な心配事や憂鬱も重なって、さらに更年期という抗えない大波までもれなく襲いかかってきて…。

ついには、自覚しないうちに心の病気になっていて、気がつけば、家事も仕事もできなくなっていました

何があってもとりあえずニコニコしてしまうたちなので、多分周りの人たちからは普通に見えると思います。 笑

でも、自宅に帰ると全く動けなくなり、そのストレスを家族に当てるという、今思えば母親として最悪の状況を、続けていました

人生で初めての休息

そんな生活バランスも限界を迎え、ついに出勤ができなくなりました。2023年3月末から療養休暇に入って、初めて人生の休息を取ることになりました。

母(YG@_@)
母(YG@_@)

人生の時計が止まっちゃった…

数ヶ月休んで仕事復帰して、また体調が悪くなって療養休暇に入って、またまた復帰して…。

母(YG@_@)
母(YG@_@)

何回くり返すねん!(えせ関西人)

2023年2月から完全に不登校となった次女と一緒に、気分のアップダウンを繰り返して暗いトンネルの中にいた1年10ヶ月の間に療養と仕事復帰を繰り返してきました。

今、やっと、自分に起こったことを誰かに話せるほどまでに、心と体が復活してきたところです。1年前のどん底にいた頃に比べれば…だいぶ調子はいいです。

今も体調の波があって、たまに年休をとりながら、自分の体を大切に、家族(自分を含む)のことを一番に考えて生活しています。

病気になる前には、猫の額ほどの庭の手入れをするのが好きでした。週末になると、花の苗木を買ってきて植えたり、草むしりをしたり。庭に咲いた花を花瓶に入れて玄関に飾ったりすることが、日課であり、私の趣味でした。

でも、1年10ヶ月間。

趣味だった庭の手入れは全くできず、庭木も伸び放題。雑草はボーボー。家事をするのもままならず、庭のことは本当に何もできなかったのですが、やっと久しぶりに、手入れをすることができました

母(YG@_@)
母(YG@_@)

ここまでが、長かった…

でも、まだまだ、想像もできないようなビッグイベントが、これからも色々と起きるとは思いますが。ここまで元気になれたのは、周りの人たちの支えがあったおかげです。

やっと、私も子どももパワーが溜まってきたので、この経験を同じ悩みを抱えている方にも共有して、元気を出してもらえたらいいなと思っています。

ブログを(もう一度)はじめる

ひとまず、1年10ヶ月の区切りとして、これまでに起こった出来事をアウトプットして、客観的に自分自身を見つめるためにも、ブログを始めることにしました

実は、2年前に1度、ブログを始めたのですが、3日坊主に終わり、サーバーの1年契約の更新をせずにそのまま終了していました。

その時のわたしは、何を書けばいいのか、誰に向けて書けばいいのか、全くのノープランで、今思えばただの出来心で始めたブログでした。

母(YG@_@)
母(YG@_@)

でも、書きたいことが明確になったので、もう一度ブログを始めます!

今まさに、学校に行かないと決めた”お子さんの親御さんたちに向けて、2人の子どもたちと私と夫(あ、忘れてた。大切な夫がいるんです)が経験したことをもとに、

  • 徐々に変化していった人生観
  • 親離れと同じくらい大切な子離れ
  • 考え方の変化
  • 周りの人の目を気にしすぎていたことによる弊害
  • 変化した人生の捉え方

などなど…をここで伝えられたらなあと思っています。

*何かのヒントになるような
*何かの気づきがあるような
*誰にも相談できなくて孤独を感じている方の支えになれるような
*ちょっと苦しくなったら覗きにいってみようかなと思えるような

そんなブログになったらいいなあと思っています。

まず、初めにお伝えしておきますが、

母(YG@_@)
母(YG@_@)

私は味方です!

一緒に頑張りましょう!

子どもが不登校になると周りの人たちと距離を置きたくなってしまって、友達とも疎遠になってしまいがちです。

別に隠れることでも隠すことでもないのに、なぜか相談しにくいのです。

母(YG@_@)
母(YG@_@)

よーーーーく、わかります!

家族だけでなんとかしなければと思って、孤独になっているもいると思います。

私も同じ状況でした。

今現在も悩みながら、子どもと一緒に未来について考えています。

できれば閉じないで、続きも読んでみてください 笑

このブログについて

2023年10月、文部科学省が
「日本の小中学校における不登校の児童生徒を含む長期欠席者の数は、約46万人(うち不登校児童生徒は約30万人)」とのデータを発表しました。

こんなにたくさんの子どもたち、親御さんたちが悩んでいる。今現在、もちろん私も30万分の1の当事者の親の一人です。

これからも学校には行かないと決断する子どもたちが、どんどん増えていくのだとしたら、その時に、親御さんたちは、きっとみなさん悩むと思うのです。

  • まずどうしたらいいのか
  • どうしたら不登校を解決(?)できるのか
  • 子どもとどう接したらいいのか
  • どうしたら元の生活に戻れるのか
  • どうしたら昔のあの子に戻ってくれるのか
  • これからこの子はどうなっていくのか…

不安に思っていることを、ネットで調べるのではないかと思います。

私も、夫も、そうでした。調べまくりました

母(YG@_@)
母(YG@_@)

これから何が起こるの⁉︎
うちの子はどうなってしまうの
⁉︎

不安で不安でどうしようもなくなっている親御さんたちは、沢山いらっしゃると思います。

そんな時に、このブログに辿り着いて欲しいと思っています。

母(YG@_@)
母(YG@_@)

ここまで読んでくださってありがとうございます。
お会いできて嬉しいです。

何かのヒントになるようなことや、少しでも心の元気になるようなことが、このブログから得られますように。

ほんの少しの考え方の転換で、こんなにも心が楽に、穏やかに、自由になることがあるのだということをお伝えしたい。

そんなことを思って、このブログを立ち上げました。

私も、子どもたちが学校に行かなくなった時は、

母(YG@_@)
母(YG@_@)

不安で、不安で、不安で、不安で。
心配で、心配で、心配で、心配で。

いてもたってもいられなくて。

母(YG@_@)
母(YG@_@)

まずはどうしたらいいのか…

何が間違っていたのか…

と、グルグル、ぐるぐると、毎日、毎日、頭の中で考えていました。

学校の欠席が長くなってくると、

  • どうしてこうなったのか
  • 何が悪かったのか
  • 誰のせいなのか
  • 私のどこが悪かったのか
  • どこからやり直せばいいのか…

などと考え始めて、自分を責めて、周りを責めて、不安定な状態になってしまいます。

とにかく、想定外の事態になってしまった原因が知りたくて、誰かに答えを教えてほしくて、ネットで調べまくりました。

“不登校の親の会”なるものに夫と参加したり、地元の不登校の猛者たる、この界隈ではちょっと有名なお方に、

母(YG@_@)
母(YG@_@)

助けてください

突然メールを送って、カフェで話を聞いてもらったりもしました。

今思えば、子どもが学校に行かなくなった原因の犯人探しを一生懸命していたのです。誰のせいで、うちの子がこんなことになったのか?

母(YG@_@)
母(YG@_@)

同級生?
学校?
担任?
私たち親のせい?

でも、色々と考えて、考えて、考えた結果、行き着いた境地があります。
それは、【犯人なんていない】のです。そんなものを探している時間がもったいないのです。

なので、結論、
子どもも私も元気で生きていれば大丈夫!なのです。

ここまで辿り着くのに、1年10ヶ月かかりました。

母(YG@_@)
母(YG@_@)

長かった〜笑(2回目)

もっと早くこの境地に達する方もいらっしゃるかもしれませんが、私には、このくらいの時間が必要でした。

不登校は解決する!』なんていうネットの記事も見かけて、すがったりもしました。

母(YG@_@)
母(YG@_@)

解決?ってなんだろう?
そもそも不登校ってそんなに問題なことの?

と、今の私はそう思います。

うちの子どもたちが学校に行かないと決めたことは、子どもにとっても、母親の私にとっても必要なことだったんだと、今は思っています。

子どもたちが学校に行かないと決めてくれたことによって、私は救われたのです

不登校は、解決するようなことではありません

なんでそう思うのか。

どうしてそう思うようになったのか

今日まで我が家に起こったことをブログに綴りながら、

⚫️私を縛っていた価値観
⚫️子どもの人生とは誰のものなのか
⚫️これからの自分の人生をどう生きていくのか、など

私自身も心の整理をしていきたいと思っています。

それでは、また。

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