不登校の子どもを否定しない。うつ・リスカ・気分の波との向き合い方

⭐️不登校

「違うよ」「それは、こっちじゃない?」「こっちの方がいいよ」

これが私の口癖でした。
子どもが不登校になるまで、気づいていませんでした。

いつの間にか、子どもとの会話は否定から始まっていた。
繰り返すうちに、子どもは親の顔色をうかがうようになり、
「どっちがいい?」と判断を私にゆだねてくるようになりました。

不登校になると、気分のアップダウンも激しくなります。
何を言っても「嫌だ!やらない!」の一点張り。
誰の意見も聞かなくなりました。

それでも——
気分が落ち込むことを否定しないで、責めないで、
ただ見守ってあげる。

そんな大きな器が、今の私には必要でした。

子どもを否定せず受け入れると自己肯定感が上がる

フリースクールの先生が教えてくれました。

フリースクールの先生
フリースクールの先生

子どもは、とにかく受け入れてあげるとそれが自信となって、自己肯定感が上がっていきます

不登校になると気持ちがナーバスになって、ちょっとしたことで落ち込むし、泣くし、感情がジェットコースターのように上下します。

ついつい、こちらも子どもの感情に振り回されて、一緒に落ち込んだり、ハイテンションになったり、感情が忙しくなってしまいます。

でも、いちいち振り回されていると、こちらの身が持ちません

ある程度、距離をとって、静観することも大切だと学習しました。

母(サン)
母(サン)

ああ、今日はダメな日ね。

ああ、今日はテンション高めの日ね。

でも、自分の感情をコントロールしていないと、こちらも異常に疲れるんです。

なので、振り回されないように
でも、揺れ動く子どもの感情も否定せずに、聞いてあげる。受け入れる。

ついつい、口癖のように否定するような言葉が出てきそうになります。

母(サン)
母(サン)

それはさあ、◯◯だよ!

それは違うよ!!

話は違いますが、
旅行に出かけたときなどに、旅行先でもいろいろな親子を見かけます。

どこかのお母様
どこかのお母様

だめ!やめなさい!
違うって言ったでしょ!

早くしなさい!

大声で怒鳴っている母親の声。罵声。

あるお母さんは、駐車場の車の陰で人目につかないように子どもを立たせて、コンコンと子どもを叱りつけていました。

母(サン)
母(サン)

私も、あんなだったなあ。
怒ってばっかりだったなあ。
異常だったなあ。

今となると、怒って、叱りつけることで子どもをコントロールするのが子育てだと、母親の責任だと勘違いしていました。

でも、今になって、そんな母親を見かけると、可哀想で可哀想で見ていられません。

していいこととしてはいけないとこを子どもに教えてあげるのは必要なことです。

でもその伝え方に注意が必要なのです。
子どもに恐怖を感じさせるような言い方、やり方はダメだと思います。

子育ては、楽しく。穏やかに。

コンコンと叱らなくても、子どもにしては行けないことを伝えることはできます。

せっかく奇跡の確率で出会えた我が子なんだから
楽しく、優しい強い母親でありたいなあと
今は思っています。

「自分はうつ病だと思う…」と子どもが相談してきたら

不登校になると、昼夜逆転が始まって、当然、自律神経も乱れて体に良くないと思われる状況が始まります。

眠れないとセロトニンも分泌されず幸せだと思えなくなってきます。

次女
次女

自分はうつ病だと思う…

次女も言い出しました。

まあ確かに体調が悪そうで、否定的なものの味方しかできなくなって、うつ病のような症状が出てきます。

でも、なんとなく否定したくなるのです。

母(サン)
母(サン)

違うよ!具合悪いのは、昼夜逆転してるからだよ。

我が子がうつ病だなんて思いたくないこともあります。

でも、子どもが自分でそう思っているのであれば、否定せず、声掛けしてあげます。

母(サン)
母(サン)

病院に行って先生に診てもらってみる?

次女
次女

………うん

あとは、病院の予約をすること

それが親としてやってあげられる事なんだと思います。

子どもの体調まで否定することはないのです。

母(サン)
母(サン)

仮病じゃないの?

気のせいじゃないの?

学校に行きたくないから行ってるんじゃないの?

うつ病かそうでないかを診断するのは親ではないので、お医者さんにお願いしましょう

次女は、うつ病とは言われませんでしたが、不安な時に飲む薬を処方してもらいました。

あとは、頭痛と吐き気がするのでその薬も処方してもらいました。

不安な時に飲む薬は、子どもに管理させずに、保護者が管理することを条件に処方してもらいました。

でも、次女は、とにかく管理されることを嫌うので、病院から30日分処方されましたが、まずは10日分だけ渡しました。

それがなくなってから、残りの薬を渡しました。

母(サン)
母(サン)

ママのカバンに落ちてたわ!ごめんね

一気に飲んでしまうことがないように、嘘も必要です。

不安な時に飲む薬は、お守りのように出かける際には持って行って、体調が悪くなりそうな時に飲んでいるみたいです。

今回の那須旅行でも、このお守りのおかけでなんとか乗り切れました。

薬に頼ってもいいと思うのです。

旅行に行けたことが、またひとつの自信となります。

自信を積み重ねて、自己肯定感を上げていく

旅行から帰ってきたら、次女が言っていました。

次女
次女

自分は幸せだなあと思う

母(サン)
母(サン)

良かったねえ〜(涙、涙、涙)

旅行中はたくさん歩いてたくさん美味しいものを食べて、プールにも入って泳いで

不登校になってから、こんなに普通に動けたのは初めての旅行だったかもしれません。

ここ何週間か前から、食べられる食事の量が増えて、体重が3〜4キロ増えたと言っていました。

それで、体力も戻って、歩いたことで筋力も少し戻ってきて、セロトニンが出るようになったようです。

次女の口から「幸せだ」という言葉が出る日が戻ってくるなんて。涙

ああ、なんて素敵な日だ。
ここまで回復できたなんて。

信じられません。

リスカは、ただの傷口として対処する。なぜ、どうして?と聞かない。

不登校が長くなってくると、心配なこと。
リストカット

ある日、次女の左手首にも絆創膏が貼られるようになりました。

乾燥肌の子なので、これまでにも肘の内側がアトピーのようにガサガサになることが稀にあったので、今回もそんな感じかとも思っていました。

母(サン)
母(サン)

カサカサが手首にも出てきて、肌が切れたのかな?

それから、どうも今まで見たことのない傷がチラチラ見えるようになって。

そのうちに、次女は手を洗うときに、長袖の袖をまくらないようになりました。

手首を出さないで、隠すような感じ。母親として感じる違和感

見て見ぬふりをしていました。

なんて声をかけたら正解なのかがわからず、主治医の児童精神科医の先生に、聞いてみました。

ただの傷口として、対処してあげてください。

なんでリスカをしたのかとか、どうしてそんなことするのかとか、聞かないでください

母(サン)
母(サン)

なるほど!わかりました。

どうしても、リスカなんてやめてほしいと思ってしまいます。

母(サン)
母(サン)

不登校から1年以上経つけど、まだツラいんだな。

一生懸命、戦ってるんだなあ。

私も相談員という仕事をしているので、リスカをしている子どもや母親に寄り添うことは何度かありました。

でも、我が子となると話は別で、慌てるしどうしたらいいのか全くわからなくなりました

しょうがない。わからないときは、専門家に聞けばいいんです。

明確な答えが返ってきます。

慌てなくていいんです。
気持ちが落ち着けば、傷も自然となくなります。

一人で抱え込まないで。話せる場所があります。

子どもの気分の浮き沈みに振り回されない

いちいち子どもの顔色を気にしない

母(サン)
母(サン)

今日の機嫌はどうかな?


ついつい、気を遣ってしまいがちです。

不機嫌な顔でリビングに降りてきて、携帯の画面を見たまま、何も話さない。そんな日もあります。

でも、よく考えてみると、不登校でなくても、思春期ってそんなものです。

うちの子が学校に行ってないからそうなんじゃなくて、中学生なんてそんなものなのです。

不機嫌な様子をみると、

母(サン)
母(サン)

何か気に触ることを言ってしまったかしら?

自分の将来を心配して、落ち込んでいるのかしら?

なんて、親目線で色々な心配事を想像してしまいます。

でも、どうしたのか聞いてみると、意外とどうでもいいことで落ち込んでいる場合もあります。

次女
次女

ネットゲームで欲しかったキャラが出なかった…泣

とか、

次女
次女

ネッ友の両親が離婚して、ネッ友が落ち込んでいる。

とか。

母(サン)
母(サン)

ん?そんなことで?

私が想像できないことで、真剣に悩んでいるなんてこともしょっちゅうです。

だから、いちいち振り回されることはありません
悩み多き年頃なんですよね。

不登校が、不機嫌の原因なわけではない日もあります。

不登校のことを心配している日も当然ありますが。

親が子どもの心配事の先回りまでしなくていいんです。

生きているだけで丸儲け。でた!

📚 児童精神科医が書いた、不登校の本

不登校のはじまりからおわりまで
受診するまで何もわからなかった私が、一番助けられた1冊。専門医が書いているので信頼できます。

それでは、また。

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