通信制高校には、年に1回スクーリングがあります。
これも単位取得のためには参加必須の一大イベントです。
中学の頃から不登校、または欠席がちだった子にとっては、
4泊5日のスクーリングは、想像もつかないほどの長旅です。
しかも、オンラインで授業を受けている人も多いので、
毎日早寝早起きができていない場合もあるでしょう。
その場合、
「スクーリング中は、果たして毎朝、早く起きれるのか」
という不安がまずあると思います。
8〜9割の生徒が、ただただ不安に押し潰されそうになっているのではないでしょうか。
ここでは、スクーリングまでのスケジュールや、
万が一、スクーリングに行けなかったらどうなるのか
などについてお話しします。
スクーリングまでのスケジュール

スクーリング前のオリエンテーション
スクーリングには全国のキャンパスから生徒が集まります。
1年生の場合は、9月ごろから
2〜4人程のグループに分かれてスクーリングに参加することになります。
グループ分けは学校の方で行われるので、
いつ・誰と行くのかは、コーチからの連絡で知ることになリます。
おそらく、4月に入学してから担任のコーチが生徒の様子を見ながら、
仲のよさそうな友達を同じグループに組んでくれているようでした。
通信制高校は在宅で授業を受ける子が多いため、
「顔はわかるけど話したことは数回しかない」
という友達も多いと思います。
なので、「スクーリングに一緒に行けるほど仲良しではない友達と
5日も一緒に過ごせるのだろうか」という不安にまず襲われるようです。
スクーリングに行ってしまえば、もう逃げ場はありません(汗)。
ですから、必然的に仲良くなっていくものなので、
過度に心配しなくても大丈夫です。
日程のお知らせが来ると、
まずはスクーリング前のオリエンテーションに参加します。
そこで、同じグループの友達とぎこちなく挨拶をしつつ、
その日から当日までの準備がスタートするのです。
学割を使って、行きのチケットを購入
おおぞら高校では、屋久島本校でスクーリングが行われます。
まずはそれぞれのキャンパスの生徒が屋久島を目指して、
飛行機、新幹線、フェリーなどを利用して集結します。
スクーリング前のはじめのミッションは、
「学割を申請して、行きのチケットを購入する」です。
帰りの飛行機が飛ばない場合は、延泊になるため、
事前にチケットは取りません。
帰る当日になってから、主要な都市までのチケットは
学校が手配してくれます。
もちろんお金は各自持ちです。
ただ、主要都市から最寄りの駅までの交通手段については、
各自でチケットを購入しなければいけないため、
行きのチケットはできるだけお子さんと一緒に購入しに行ったほうが良いでしょう。
うちの場合は、同行するお友達と親御さんと駅で待ち合わせをして、
羽田空港までのモノレールに乗る手前の浜松町駅までのチケットを購入しました。
・みどりの窓口を探す
・学割の申請書を出す
・希望の時間の新幹線のチケット(乗車券・特急券)を購入
集合時間に間に合うようにいくためには、何時に出発すればいいのか、逆算ですね。
チケットを買うところから学びは始まっています。
冬場のスクーリングの場合、天候不良で運行が遅延したり、
最悪は運休したりすることも考えられます。
2時間前に到着するくらいの時間の余裕を持ってチケットを購入するといいですね。
持ち物準備

行きのチケットの用意ができたら、あとは当日の荷物の準備に取り掛かります。
・バスタオル
・ハンドタオル
・洗面道具
・ドライヤー
・雨具(天候不良に備えて)
・下着、着替え(延泊したときのことを考えて、宿泊日数+1日分)
・洗面道具
・全国のキャンパスからくる生徒との交流用のお菓子(ご当地もの)
・夜食用のカップ麺
・室内ばき
・筆記用具
こんな感じでしょうか。
4泊5日のスクーリングの荷物は、
3〜4泊用のスーツケースがパンパンになる量になりました。
荷造りしている次女を見ながら、
うちのワンコが自分も荷物の中に入りたがってソワソワしていましたが、
入る隙間はもう1ミリもないくらいギチギチの状態でした。
宿泊する施設には何台か洗濯機もあったのですが、
参加者が150人ほどになるため、洗濯機は一日中稼働している状態。

現地での洗濯は難しいと思っていたほうがいいですね。
と担任のコーチにも助言を受けました。
それなのに…

タオルの使い回しは嫌だ!毎日、新しいバスタオルが使いたい!
などと言うものだから、結果、荷物の半分くらいはタオルになると言う事態に。
まあ、持ち運ぶのは自分なので、そこはご自由に。
スクーリングに行けなかったらどうなる?

さて、1週間前には準備もあらかた終わって、あとは当日を待つだけとなった頃。
だんだんと次女の様子がおかしくなってきました。

…もう、不安しかない。
- 行ったことのない土地。
- 参加したことのないスクーリング。
- 会ったことのない全国のキャンパスの同級生たちとの共同生活。
- 勉強についていけるのか。
- そもそも、朝、起きられるのか…。
不安だらけのスクーリングを前に、情緒が激しく揺さぶられます。

行けなかったらどうしよう…
多分、本人が一番不安だったはずですが、
できるだけ【不安】と言う2文字は会話の中に出さないように、
通常通りに過ごすことを心がけました。
でも、本人から
「行けなかったらどうしよう」
と言う言葉が何回も出てきたので、
こっそり担任のコーチに連絡して、
万が一参加できなかった場合はどうなるのか聞いてみました。

インフルエンザやコロナなどにかかったり、どうしても当日に具合が悪くなって参加できない場合は、後日、補習という形を取ることになります。
参加できな買った場合の救済措置はあります。
万が一当日の朝、具合が悪くなったとしても大丈夫。
スクーリング不参加=即退学!
なんてことにはならないので、心配はいりません。

もし行けなくても、途中で引き返してきても大丈夫!
救済措置はあります。
スクーリングで何をするの?

スクーリングでは、通常通りの教科の授業があります。
特別に難しい授業があるわけではありません。
ただ朝は、6:30に起床。
目覚まし時計は周りに迷惑がかかるのでかけられません。
館内放送で一斉に起こされます。
そこから、身支度→朝ごはん→午前授業の流れです。
ご飯は、学校の給食みたいな感じを想像していけば間違いないようです。
なので、夜中にお腹が空いた時用のカップ麺など軽食を持っていくと安心ですね。
おおぞら高校の場合、校外学習(自然体験実習)は、
・屋久島の千年杉を見にいく【森コース】
・滝を見に行く【川コース】
の2コースに分かれて参加します。
次女は【森コース】に参加して、千年杉を写真に撮ってきてくれました。
なかなか家族旅行でもいけない場所なので、貴重な体験をさせてもらえました。
そして、スクールングの最終日の最後の授業で、
これまでの自分の人生を発表する時間があります。
- 不登校だったこと
- ネグレクトなど、虐待を受けていたこと
- いじめを受けていたこと
- リストカットなど、自傷行為について
- 自殺未遂
- 親やきょうだいのこと
これまで胸の中に抱えていたことを吐き出して、
・涙を流す子
・それをみてもらい泣きする子
・つらくて教室を飛び出してしまう子
色々な子がいたようです。
子ども達にとっては、少し辛い授業だったようですが、心の中を吐き出す作業は、これまで我慢続きで耐えてきた子にとっては、これからの人生を進むための良いきっかけとなる授業だったと思います。
辛い思いをしているのは、自分だけではない。
これが分かるだけでも、生きる勇気をもらえるのではないかと思います。
このスクーリングに参加できただけでも、おおぞら高校に入学して良かったと思える大きなイベントなのです。
スクーリングに参加してよかったこと

参加する前には、「中学校はほとんど行っていないのに、本当に参加できるのだろうか…」と心配しかありませんでした。
参加前には、次女が精神的に不安定になって、「病院に行きたい…」と言い出したりもしていました。

別に参加しなくても高校は卒業できるしな…
と自分に言い聞かせて、期待しないように自分の気持ちにセーブをかけたりもしました。
でも、結論、スクーリングに参加してよかったことは、
ひと回り大きくなって帰ってきた!
この一言に尽きます。
友達と同行していたとはいえ、
- はじめて保護者のいない旅に出かけ
- 自分で路線を調べて
- 道に迷ったときは、駅員さんに聞く
- 目的地まで辿り着く
こうした、自分たちの力で目的地へ辿り着けたという経験は、次女の自己肯定感をぐい〜んとアップさせてくれました。
スクーリングというものは、公立高校にはないプログラムですが、通信制高校に子どもが通う親としては、とってもオススメしたいと思います。
「かわいい子には旅をさせよ」
という言葉がありますが、まさにそれ!
親元を離れると、子どもは大きく成長します。
可愛い可愛いと手元から離さないままでいるのは勿体無い!
子どもの成長の邪魔をしているのかもしれません。

“案ずるより産むが易し”
子どもの力を信じてあげましょう!きっと大丈夫!
通信制高校の学校見学は随時開催

ここでは、おおぞら高校のスクールングをご紹介しました。
他にも色々な特徴のあるプログラムを実施している通信制高校があります。
知らないでいるのは勿体無い!
多くの学校では「個別見学」を随時受け付けています。
- 校舎の雰囲気を知りたい
- 設備を見てみたい
- 在校生の様子を知りたい
- 学費や学科を直接聞きたい
という場合も、個別見学が最適です。
さらに、受験を考えるなら……
資料請求 →見学 → オープンキャンパス参加(もしくは説明会) → 受験
という流れがおすすめです。

申し込んだオープンキャンパスの日に子どもの体調が悪くてキャンセル…。そんなことがあっても大丈夫!後日、別日の説明会に参加して、受験前に個別相談をしてもらえる学校もあるので、安心して受験に臨めます。
資料請求のメリット
- 学校ごとの学費の違いが分かる
- 学科やコースの内容が比較できる
- スクーリング日程の目安が分かる
- 保護者が家でじっくり検討できる
ネットで見るだけではよくわからない情報がパンフレットで確認できます。
紙資料が手元にあると、各学校の比較がとてもラクにできます。
学校によっては 、資料請求した人だけが入手できる“キャンパスの年間予定表” を送ってくれるところもあります。

まずは資料請求をしてみましょう。
学校見学やオープンキャンパスの情報が手に入りますよ。
はじめの一歩を踏み出してみましょう!
