結論、いくら怒っても、行けないものは行けないのです。経験したので、わかります。無理矢理起こしたり、車で送って学校の玄関先におろしたり、中のいい友達に迎えにきてもらって一緒に行かせようとしたり、色々と試してみても、行けないものは行けないのです。まずは、休ませてあげることが必要です。エネルギーがなくなっている状態です。怒っても無駄です。悪化するだけですので、やめましょう。
怒らないでまずはゆっくり話を聞いてみる
毎日、毎朝、
とにかく怒って怒って、
早く準備しないと間に合わないよ!
はあ〜(ため息)
学校に連絡するのも大変なんだよ。なんて言うの?頭が痛いでいいの?
自分で書きながらも、
こんな母親嫌だな…と思ってしまいました。
そんなことばかり言う、母親でした。
今思えば、子どもたちが可哀想。
こんなこと、今、自分の子どもに言っていませんか?
あとで後悔するので、もう言わないほうがいいです。
いくら怒っても、行けないものは行けないのです。
経験したので、わかります。
例え、母親に根負けして行ったとしても
無理矢理登校させただけなので
解決にはなりません。
無理をさせればさせるほど、こじれて、
不登校が長期化するんじゃないかなあと思います。
この状態の時になってしまったら、
怒らないで、まずはゆっくり子どもと
向き合ってみることが大切です。
頭までスッポリ布団をかぶって
起きてこない子どものベッドにゆっくり腰掛けて。
「今日は晴れてるねえ。鳥の声が聞こえるよ」
と、まずは自分が冷静になること。
落ち着いて、大丈夫。
母親まで、どうしよう、どうしようと
あたふたしてたら、子どもは耳を塞ぎたくなります。
まずは深呼吸。まだ大丈夫。
子どもの気持ちが落ち着くまで、
ゆっくり待ってあげてください。
学校に行けなくて、子ども自身も焦っているはずです。
なんで行けないんだろう、なんで起きれないんだろう。
なんで朝になると頭が痛くなるんだろう。
なんでお腹が痛くなるんだろう。
なんで、なんで、なんで…
自分でもわからないのです。
だから、人にも説明できないのです。
でも、その体の不調の原因はあるはずです。
話せる範囲でいいのです。
子どもが説明できる範囲でいいのです。
それを話し出すまで、ちょっと待ってあげてください。
不登校の原因は一つじゃない
とにかく仕事に間に合わないことが心配で
自分のことしか考えられませんでした。
子どもが学校にさえ行ってくれれば、
解決すると思ってました。
目の前の状況が、なんとかなれば
まずはそれでいいと思っていました。
でも、登校できないとは、
そんな簡単なことではないんです。
余程のことが重なって、重なって、重なって、
我慢しきれなくなって、
行けなくなってしまったんです。
原因は一つじゃない。
大人でも自分の気持ちを説明することは
とても難しいのに、子どもに
「なんで行けないのか説明しなさい!」と怒っても
説明できるわけがないのです。
「仕事は学校みたいにそんなに簡単に休めないの!」
こんなことも言った気がします。
本当に、我が家の子どもたちは可哀想です。
可哀想でした。
今は、行くも行かないも自分で決めなさい。
と言っています。
自分の人生なんだから、自分で決めさせる。
それでいいんです。
保護者としては、学校に欠席連絡を忘れずにすること
それで、親の義務は果たせます。
無理矢理学校に行かせることが、
保護者の義務ではないのです。
子どもの気持ちを聞いてあげられるのは
親だけです。
仕事の代わりはいくらでもいます。
会社の職員が一人くらい休んでも、
会社はなんとか回ります。
社長が失踪したとしても
(会社のお金も持ち逃げさえしていなければ)
会社はなんとか回ります。
でも、子どもの親の代わりはいないのです。
子どもの一大事なのですから、
今が、溜まっている有給を使うときなのです。
学校での様子を担任に聞いてみる
子どもを登校させられない
ダメな親だと思われたくなかった。
相談員なんて仕事をしているのに、
自分の子どものこともちゃんとできないなんて
思われたくなかった。
変な歪んだどうしようもないプライドが邪魔して
子どもの一大事の解決の邪魔をしていました。
自分でなんとかしなければ。
夫とただただ子どもを怒るだけで、
何も対処しませんでした。
なんですぐ誰かに相談しなかったんだろう。
子どもが学校に行けていないことを
誰にも知られたくなかった。
今思うことは、
すぐに、学校での様子を
担任に聞いてみれば良かった、と言うことです。
学校での様子を保護者が把握できないのは
当然のことです。
でも、何か学校でも
問題が起こっているのかもしれない。
もしかしたら何も起こってないかもしれない。
でも、とにかく学校に連絡することを
躊躇しないでください。
中学校の先生に電話で連絡すると言うのは
なんだか億劫で、ハードルも高くて、
とりあえず家庭でなんとかできると、
たかを括っていました。
学校に行けない状況は
そんなに簡単な問題ではありません。
周りとの連携、相談が、子どもと同時に
保護者自身の助けにもなってくれます。
学校に相談すると、行かせられないダメな母親だと
思われるなんて思わず、
どんどん、先生に頼ればいいのです。
それが先生のお仕事です。
担任が難色を示したら、
学年主任、生徒指導主任、教頭、校長まで、
いろいろな肩書きの先生がいらっしゃいます。
誰か一人くらいは、
子どもの気持ちをわかってくれる先生が
いるはずです。
トライアンドエラー。
子どものために諦めずに。
そうすれば良かったと、今、私は後悔しています。
「今日は行くの?」と聞いてはダメ
子どもにとっては、地獄ですね。
しかも毎朝。
「今日は行くの?明日は?」
行けないって言っているのに。
全然お母さんがわかってくれない。
地獄ですね。
本当に、反省しかありません。
可哀想なうちの子供たち。
その時、
私は何をしてあげれば良かったのだろうと考えると、
子どもに、何かしらのストレスが溜まってきている
状況なのだから、ストレスを発散させてあげれば
良かったのかなあと思います。
運動、山登り、カラオケ、少し贅沢な外食、
旅行、映画鑑賞、なんでもいいんです。
子どもが喜ぶこと。楽しいこと。
気晴らしできること。
それで気が紛れるなら。
いくらでも連れて行ってあげれば良かったと
今は後悔しています。
学校に行きたがらなくなった今なら、
まだ、間に合うかもしれません。
長期戦にはならずに済むかもしれません。
それでは、また。
YG@_@のつぶやき…
昨日は、体がだるくてどうしても起き上がれなくて
仕事を休んでしまいました。
体調不良で年休を使うなんて、以前の私なら考えられないことです。
でも今日は頑張って行ってきました。
そしたら、突然休んだ私を心配してくれた職場のお友達が、
ランチに誘ってくれました。
ありがたいことです。