子どもの人生を親の思い通りにしない|不登校で気づいた「手放す勇気」

⭐️不登校

我が子が悲しい時は母親の私も悲しいし、苦しんでいる時は私も同じようにすごく苦しい。

「なんで不登校になってしまったんだろう…なんで学校に行けないんだろう…」と悩み苦しんでいる子を見て、私も苦しくなる…。

でも、冷静に考えてみると、子どもの人生を私が変わってあげることはできないのです。結局は、子ども自身が自分の人生を切り開いていくしかないのです。

親ができることは、後ろからそっと見守ってあげることだけ。自分の人生と子どもの人生を混ぜこぜに考えると、余計に苦しくなります。

子どもの人生は子どもに任せましょう。

子どもの人生を親の思い通りにしようと思わない

自分のお腹を痛めて産んだ子どもですから、自分の分身のように思ってしまう瞬間がありました。

子どもは自分のコピーロボットのように、「別人格なんだけど、自分のもの」みたいな感覚。

昔、パーマンという漫画がありました。
藤子不二雄名義で執筆された日本の有名な漫画です。

その漫画に、鼻の赤い【コピーロボット】が出てきます。

子どもは自分のコピーロボットのように、「別人格なんだけど、自分のもの」みたいな感覚。

だから、子どもに起こったことは自分ごとのように全て感じて、嬉しいし、楽しいし、辛いし、切ないし

なかなか自分と切り離して考えられませんでした。

母(サン)
母(サン)

なんで、子どもが自分のように動かないのか?

なんで、同じようにできないのか?

もどかしい気持ちにもなっていました。

自分の子どもなんだからと、過度な期待を持っていました。

*自分が思うように成長してほしい
*コントロールできるもの
*自分と同じようにできて当然

でも、違いました。
子どもの人生と、私の人生は全く別物なのです。

いつから、こんな錯覚に囚われていたのでしょうか。

母(サン)
母(サン)

私はそんな親にはならない!

と、他人事のように思っていたのに。

壮大なる期待で子どもを押し潰して

子どもたちは息ができなくなって学校に行くことをやめました

他にも色々な要因が重なって、それだけが原因ではないのですが、私も原因の一つとなっていたのは間違いないと思っています。

母(サン)
母(サン)

子どもの人生を親の思い通りにしたい!

なんて思わないほうがいいです。

子どもの人生は、子どものもの

長女が中学3年生のとき、高校受験の前に行われた保護者会で、中学校の先生が仕切りに言っていた言葉があります。

一人で抱え込まないで。話せる場所があります。

進路指導の先生
進路指導の先生

高校に行くのはお子さんです!

自分の行く高校は、自分で決めさせてください。

母(サン)
母(サン)

あ…やば…
私が行って欲しい高校を受験させようと思ってたわ…

その言葉を聞いた時に、ハッとしたことを覚えています。

長女をどの高校に行かせようかと悩んで選んでいる自分がいました。

・母親が悩むことではない。
・母親が選ぶことでもない。
・高校に行くかどうかも、子どもが選べばいい。

私自身が高校受験をしたときも、行きたい学校は自分で選びました

それなのに、自分の子どもが受験生になったら、自分が行かせたい高校を長女が選択するように仕向けていました。

母(サン)
母(サン)

怖い、怖い、怖い、怖い…

俗に言う、教育ママやん

なんと、おこがましい。
人の人生にずかずかと踏み込んではいけない

母親は、美味しいご飯を作って、機嫌よく見守っているのが一番。
私の母もやってくれていたように。

今、不登校の次女が高校受験を控えています。
余計なことは言いません。

次女が、自分で自分の人生、進路を決めればいい

高校に行くも行かないも、次女次第。
どんな人生の選択をするのかな?

母(サン)
母(サン)

楽しみ。楽しみ。

期待を押し付けたり、自分のリベンジをさせたりしない

回りの同級生や、近所のお子さんの進路の話を聞くと気になります

無意識に比べて、優劣をつけたり

次女が不登校にならなければ、きっと今頃、私は一生懸命、周りの子どもたちと次女を比べて、イライラ、ガミガミ、ひどい母親になっていたと思います。

自分よりいい人生を送ってほしい

そのために、自分より高い偏差値の高校に行ってほしい。

そうすれば、お金に困らない幸せな暮らしが送れると思っていました。

今になって思えば、過度の期待を子どもに押し付けて、息ができずにアップアップしている子どもの状況に気づくこともできませんでした

でも、次女が不登校になって、気づかせてくれました

母(サン)
母(サン)

これ以上、ひどい母親にならなくて良かった…。

子どもは自分の人生のリベンジの道具ではありません

くれぐれも、自分が成し遂げられなかったことを子どもに強要してはいけないと思うのです。

私は、自分が大学受験で失敗しています。一浪したのに、希望の大学にはいけませんでした。そのリベンジを長女にさせようとして、勉強を強要して長女を不登校にさせてしまいました。

ひどい話です。ほんと、ひどい。

長女は、不登校になることで自分を守って自分の選択で進路を決めました。

長女
長女

人生で今が一番楽しい!

今は、自分で決めた大学に通って、とても楽しそうに一人暮らしをしています。

ママ友
ママ友

自分が大学に進学させてもらえなかったから、子どもには大学に進学して欲しいのに、全然勉強してくれない!

イライラしているママ友がいます。
まさに自分のリベンジを子どもに託している状態です。

私には、何も言えませんが、お子さんがその期待に押しつぶされないようにと願うばかりです。

子どもの人生は、その子のもの

高校は?就職は?食べていけるのか?と心配になる

不登校になった時は、とにかくその後の人生が心配で心配でしょうがありませんでした。
自分が通ってきた道ではない道を子どもが選んだからです。

想定外だから。

想定内を安全に歩ませてきた自分の子どもが、想定外を選んでしまったことに焦りました。

母(サン)
母(サン)

どうなるの?
どうしたらいいの?

いやいや、どうするのかもしないのかも、子どもの問題

親が焦ってもどうしようもない

最近、次女が聞いてきました。

次女
次女

俺がニートになったらどうする?

母(サン)
母(サン)

どうも、こうもないよ。

(次女)がニートになりたいなら、いいんじゃない?

(次女)が考えることだよ

次女
次女

ふ〜ん

そして数日後、また次女が聞いてきました。

次女
次女

俺に高校に行って欲しい?高校に行ったら嬉しい?

母(サン)
母(サン)

う〜ん。それは、家で一人でいるより、高校に行ったら嬉しいかもしれないけど、行かないからって嬉しくないわけではないよ。(次女)が自分で選んですることだったら、ままはそれを応援するよ

次女
次女

ふ〜ん

色々、考えているようです。

学校に行かないと決めたのは子ども自身です。

不登校の決断の責任自分で取らせる
それでいいと思うのです。

母(サン)
母(サン)

どんな選択をするのかな?

楽しみに待とうと思います。

先回りして準備したり、良かれと思って道を選んであげていた

下の子は、ずっと下の子なので、いつも心配で。

何をするにも、口出しして、選択を任せてあげていなかったと思います。

*スーパーでお菓子を選ぶ時も口を出し。
*洋服を選ぶ時も、「こっちの色がいいんじゃない?」と口を出し。
*ランドセルの色も、次女は紫がいいと言っていたのに、
*結局、私がいいと思う色を選択するように仕向けたり…

母(サン)
母(サン)

ああ、うるさい母親だったなあ。

ランドセルは、ひどかった

ちゃんと次女の好きな色のランドセルを選ばせてあげれば良かった…。

ずっと後悔しています。

そんなことを14年間も繰り返した先に、今の私たちがいます。

全部がひどかったわけではもちろんありません。

母(サン)
母(サン)

反省点が多いなあ…

でも、次女が学校に行かなくなってから、どんな小さなことも自分で決めさせるようにしています。

買い物をしている時も、ついつい私が子どもの代わりにオーダーする癖がついていて、次女の先回りをして注文しようとすると、主人が私の腕を掴んで引っ張ります

母(サン)
母(サン)

あ…またやってしまった…

その繰り返し

何度も何度も主人に腕を引っ張られて

やっと、引っ張られるのは3回に1回くらいになりました。

自分で選択させる。選択させてあげる。

失敗も成功も、自分でさせる。
こんな初歩的な子育てもできなくなっていました。

先回りはしない。
子どもの人生の邪魔はしない

自分の夢や、これからやりたいことなんて考えもしていなかった

母(サン)
母(サン)

ママの夢ってなあに?

次女が小学校高学年になり、学校で自分の夢について考える授業があったときに聞かれたことがあります。でも、私には夢がありませんでした。だから、子どもに答えてあげることができませんでした

結局、

母(サン)
母(サン)

2人(長女と次女)が健康で元気に過ごしてくれることがママの夢かなあ

そんなぼやっとした感じでしか回答できませんでした。

子どもには、「夢を持て!」というくせに、自分は夢の一つも持ち合わせていなかったのです。

自分ができないことを、子どもに強要しても、できるわけもありませんよね。

うちの主人は、ずっと言っていました。

父(夫)
父(夫)

パパが子どもの時なんて、夢なんてなかったよ
そんなもんだよ。

そんな両親のコメントから、子どもたちが夢を絞り出すことは難しかったと思います。

ずっと、なんとなく思っていました。

母(サン)
母(サン)

母親たるもの、子どものこと以外考えてはいけない

子どものことばかり考えず、自分の人生のことも大事に考える
自分の好きなことをして、楽しんでいる姿を見せる

そんな後ろ姿を見せる方が、「夢を見つけなさい!」と焦らせるより、よっぽどいい子育てだと気が付きました。

そんな親の姿を見て、子どもたちもいろいろなものを見て、経験して、自分の夢を模索していくのかなと思います。

何歳になっても夢を持っていていいんです。
「あなたの夢は何ですか?」と聞かれたら答えられる自分でいたいです。

それが、不登校の改善の糸口にもなります。
子どもへ向けていた目を、自分の夢の実現の方へ向ける

それだけでも、次女の肩の荷がひとつ軽くなって、自分の人生について考える余裕ができます。

残りの人生が限られていることに気づいていなかった

私も私の人生を楽しまなくては

親も人生を楽しむ
そうすれば子どもも人生を楽しめます

📚 不登校の親が変わるためのヒントが詰まった1冊

不登校のはじまりからおわりまで
子どもとの向き合い方を根本から見直すきっかけになった本です。

それでは、また。

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